起業と人気商品と会社売却#テキスト版
ゆきな
当社のビッグニューストップ3。
サブスクCMOイソノ
このコーナーでは、ゲストの倉内正巳さんが経営する有限会社レシューでの、これまで経験したビッグニューストップ3をご紹介いただきたいと思います。では、倉内さん、早速一つ目からいきたいと思います。まず一つ目が「レシュー移転」ですが、こちらいかがでしょうか。
倉内正巳
はい。1996年に独立をしたんですけれども、最初はまさか自分がちゃんと売れるケーキ屋さんができるかどうか、自信がなかったんですね。でも4年後くらいに「にしかまプリン」というプリンが爆発的に売れまして
それで、移転をしなければ、お客様を待たせてばかりで対応しきれなくなったんです。そこで、独立してからわずか4年で移転を考えました。土地探しも含めて丸2年半かけて、2003年6月に移転を果たしました。これは自分の中ではすごく大きなニュースでした。
サブスクCMOイソノ
本当に倉内さんの「にしかまプリン」は、地元どころか幅広く有名ですよね。ゆきなさん、プリンは好きですか?
ゆきな
プリン大好きです。
サブスクCMOイソノ
甘いもの大好きですもんね。私も美味しくいただいていました。さて、2つ目のトピックスですが、「レシューの売却」です。私も何度もお店に伺いましたし、お店の前でバーベキューをしたりと、本当に馴染みのある場所でした。それだけに、売却というニュースには驚きました。いかがでしたか?
倉内正巳
そうですね。27年間経営を続けてきましたが、最初は僕一人でお菓子を作るところからスタートしました。それが、従業員が最も多い時で正社員27名、アルバイトやパートを含めると70名ほどの大所帯になったんです。
その中で、僕自身はお菓子を作るよりも社長業の割合が増えてしまい、もともと職人である自分にとっては少し物足りなくなってしまいました。加えて、後継者がいなかったこともあり、個人への事業承継が難しい状況でした。
そんな中で、いろいろなご縁を活かして、ブランドや従業員をそのまま引き継いでくれる素晴らしい企業に出会えました。売却にあたっては、融資の残債もありましたので、適正な価格での売却が必要でしたが、幸いにも素晴らしいご縁がつながり、無事に売却することができました。
サブスクCMOイソノ
そうですよね。運やタイミングも重要だったのではないでしょうか。
倉内正巳
そうですね。本当に幸運なご縁に恵まれたと思います。
サブスクCMOイソノ
では、3つ目のトピックスですが、「新事業」について伺いたいと思います。売却が落ち着いた今、これからどのような展開を考えていますか?
倉内正巳
僕は長年パティシエをやってきましたが、実は料理人としてフランス料理の修行もしていました。40代の頃からレストランをやりたいと思っていたので、今がちょうど良いタイミングかなと感じています。
鎌倉の実家を改装し、1階をレストラン、2階と3階を住居兼料理教室・お菓子教室として、新事業を展開する予定です。地域への恩返しもできるような場にしたいと考えています。
サブスクCMOイソノ
素晴らしいですね!しかも鎌倉八幡宮のすぐそばという好立地。
倉内正巳
そうなんです。鎌倉の「雪ノ下」という場所で、とても恵まれた環境です。
サブスクCMOイソノ
新事業について、後半でも詳しく伺いたいと思います。会社名も変更する予定とのことですが、どのような名前になりますか?
倉内正巳
「マリー(MARY)」という名前にしようと思っています。これは家族の名前から取ったものです。
サブスクCMOイソノ
素敵ですね。家族のつながりを大切にする想いが伝わってきます。
倉内正巳
そうですね。家族との時間も大切にしながら、新しい挑戦をしていきたいと思います。
サブスクCMOイソノということで、今回のビッグニューストップ3を伺いました。倉内さん、後半でもさらに詳しくお話を伺っていきたいと思います!
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