新事業のJBCキッチンとは?

ゆきな

「カベウチMO」。このコーナーでは、ゲストの方が最近抱えているお悩みや課題について、サブスクCMO磯野と壁打ちをしていくコーナーです


サブスクCMOイソノ

今日は2つのテーマですね。皆さんと一緒にお話していきたいと思います。まず1つ目のテーマです。「レストラン事業と地域コミュニティの両立」というテーマをいただいています。これ具体的にどんなご計画ですか?


倉内正巳

すごく難しく考えると、本当に果てしなく難しくなってしまうので、レストラン事業はもちろんレストラン事業として成り立たなければいけませんが、コミュニティの方はですね、分かりやすく言うと「井戸端会議所」を開放するというようなイメージです。

レストランをオープンするまでの午前中の仕込みの時間や、基本的にランチ営業のみを考えているので、夕方から夜の時間帯を一般開放しようと思っています。近所のおじいちゃんおばあちゃん、お子さんなど、誰でも自由に立ち寄れる場にしたいんです。


例えば、水筒やおにぎりを持参してもらってもいいし、「何か食べたいけど何かない?」という方には、まかない飯を提供することも考えています。この場は「トワンキャトル」というレストランですが、コミュニティの時間帯には「JBCキッチン」という名前で運営しようと考えています。


サブスクCMOイソノ

JBCキッチン?JBCというのは何の略ですか?


倉内正巳

ジジ、ババ、チャイルドです。


サブスクCMOイソノ

すっごい分かりやすいですね。いいですね!


倉内正巳

とにかくお客様ではなく「家族」として迎えたいと思っています。例えば、元気なおじいちゃんには「雑草取ってくれる?」とか、掃除が得意なおばあちゃんには「トイレ掃除お願いできる?」といったように、みんなで支え合う場にしたいんです。また、家庭での食事が大変な方には、100円〜200円程度でまかない飯を提供することも考えています。


サブスクCMOイソノ

なるほど。午後の時間帯には、子ども食堂や学童支援と連携するコミュニティもありますが、それとは少し違うイメージですよね?


倉内正巳

そうですね。僕の中では、メインターゲットは高齢者です。鎌倉は高齢者の割合が非常に高い地域なんです。


僕は「レシュー」で親父とおふくろに支えられてきましたが、彼らに恩返しらしいことができないまま、母をこの夏に亡くし、数年前に父も亡くしました。これが僕の中で「恩送り」をしなければ、という想いにつながりました。


介護関係の知り合いも多いので、彼らと相談しながら、このコミュニティを形にしていきたいと考えています。


サブスクCMOイソノ

なるほど。地域コミュニティづくりで、倉内さんが最も大事にしているポイントは何ですか?


倉内正巳

行政のルールや制限がある中で、自由に活動することは難しい部分もあります。でも、こうした夢やアイデアを話すと、30〜40代の方から「面白そう!遊びに行っていいですか?」という声も多く寄せられています。


結果的に、多世代が集まり、ワイワイ楽しく過ごせる場になると思います。その運営費はなるべく寄付で賄いたいと考えています。


サブスクCMOイソノ

面白いですね!私もコミュニティづくりをやっているので、すごく共感します。ゆきなさんも2025年からイベントを仕掛けていくそうですが、少し教えてもらえますか?


ゆきな

そうですね。新しい挑戦として「アウフグース」を始めようと思っています。サウナにエンターテイメント要素を取り入れたもので、サウナ好きの方だけでなく、そうでない方にも楽しんでもらえる空間を作りたいです。


倉内正巳

素敵ですね!ぜひ僕も参加したいです。


ゆきな

ぜひ遊びに来てください。ありがとうございます!


サブスクCMOイソノ

コミュニティづくりで重要なのは、単なるボランティア活動ではなく、収益性も考慮することです。例えば「VIP戦略」といって、高価格帯のサービスを提供し、その利益をもとに低価格帯の商品を展開するモデルもあります。お二人のプロジェクトでも活用できるかもしれませんね。


倉内正巳

そうですね。ありがとうございます。


サブスクCMOイソノ

では、2つ目のテーマ「ホスピタリティをビジネスに取り入れること」についてお聞かせください。


倉内正巳

僕は「レシュー」の運営中に、高野信さん(元・日本社長)とご縁があり、「鎌倉100年塾」という大人の学び場を開催しました。そこでホスピタリティの大切さを学びました。


ホスピタリティを取り入れることで、地域の方々や自分自身も幸せになれるのではないかと考えています。具体的な計画はまだ決まっていませんが、レストラン事業やJBCキッチンの活動の中で、少しずつ形にしていきたいと思っています。


サブスクCMOイソノ

素晴らしいですね。ホスピタリティはビジネスの大きな差別化要因になります。商品やサービスの感動には限界がありますが、人との関係性はお金には代えられない価値があります。倉内さんのビジョンには、すごく共感します。


倉内正巳ありがとうございます!


サブスクCMOイソノありがとうございました!

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この番組はすでに成功され”カッコイイ経営者”として活躍されている方や、新しいチャレンジに挑む経営者をゲストに、リスナーの皆さんの経営やビジネスのヒントにしていただき、 日本中にカッコイイ経営者をつくる番組です。 パーソナリティは中小企業の経営者を応援するコンサルティング「Pintorikkio&Co.」 代表のサブスクCMOイソノ。

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